相変わらず裁判所は

理系の方が少ないと思える。
所沢ダイオキシンのときも然り。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000078-jij-soci

アセトアルデヒドその他が発生しているのが検出されたように書かれているが、実際の
証拠や訴状を読んでないので正確なところはわかりません。「化学音痴のマスコミ」が
書いていることだから。
まあ、仮にシックハウス症候群の原因とされているアルデヒド類が原因とするには、
発生量、バックグラウンドの量がはっきりわからないので確定はできないが、おそらく
それほどの量は放出されていなかったと考えます。合板の接着剤ならともかく、
電気ストーブの前面の網のところの塗装なので。量はたかが知れている。
何を持って原因認定したのかよくわからないが、おそらく北里あたりの診断書を提出
したのではないだろうかと推測します。
発生量が明らかになれば、パニックが起こる(室内空気のバックグラウンド量と大差
なければ)のではないか、いや、もうパニックが起こっちゃったほうがよいのではと
最近思うようになりました。
さすれば、所沢ダイオキシンのときや、いわゆる「環境ホルモン」騒動のときのように、
大きくふれてゆり戻すわけだから。
もう、あほな非理系は勝手にやっちゃってください。という諦観。

これだから(以下略)

http://app.blog.livedoor.jp/kaitekijekoyuutaku/tb.cgi/50083487
安井先生のページを誤読していることを指摘して差し上げたのですが、
コメントとして載せていない(当然検閲後に載せるタイプ)ところを
見ると、どうやら、よく読みもせずにツバルの話題について書いている
ページにコピペしているのでは?と勘ぐりたくなる。
まあ、建築建設業界は「遅れている」「硬直した体質」であることが
よくわかる好例ですな。

いやはや、久しぶりの書き込みがこの程度。
いや、公私共に忙しくてね。許して。
GWはウッドデッキ作りに明け暮れました。
あとはデッキ面を張るだけです。

おお、すごい。
件のページは、トラックバックすら受け付けないぞ。
「これだから今時マイナスイオンを有難がる業界は・・・」

ホルムアルデヒド

中国のホルムアルデヒド添加ビールの話題から。
もう、ちょっと前のこととなってしまいましたが。
ビールのおそらく酵母除去のために、日本のように高度な濾過技術を
保有していない(いなかった?)中国のビール工場で、除去のために
ホルムアルデヒドを添加していたのが発覚したという認識です。

んで、マスコミ的には、ホルムアルデヒド=発ガン性あり。しかも
シックハウス症候群の原因だし。問題である。との主張である。

ここで、いつも誤解されているのだが、ホルムアルデヒドの発ガン性は
あくまでも呼吸器経由の摂取の際に見られただけで、水溶液等(今回の
場合のように、バックグラウンド量との判別すら難しい希薄なもの)に
ついては、報告されていない(濃厚水溶液では報告されているので、
おそらく希薄な系では発ガン性無しと見なせると思う)。
また、シックハウス症候群の原因というのも、同じく呼吸器経由の摂取
あるいは粘膜への「気体のホルムアルデヒド」による刺激ではないかと
思う(これまでの種々の報告や、事例を見る限りでは)。

今回のビール中の含有量も、けっして通常の食物に含有されている量を
逸脱したものではなかったようだし。
言うほど問題はなかったのでは?
相変わらず、マスコミに科学的思考力はないなあ、という結論。
ホルムアルデヒドふぐ問題でもそうだったし。
海洋汚染問題としての位置づけは否定しないが、「汚染ふぐ」という
論調には腹立ちましたわ。全くもったいない。
結局、くだんのふぐも、分析値は「非汚染品」と差はなかったし。
まあ、これについては予測してましたが。
分析値がおかしいといい出す科学オンチも世の中にいたなあ。

ちなみに、ホルムアルデヒドが、代謝の機構の一部に組み込まれている
のは、私もそのとき調べるまでは正直知りませんでした(忘れていた
可能性もあるが)。
んで、ヒトの血中にも必ず一定量含まれていると。

しかし、ホルムアルデヒド処理して、ビールの風味は変わらないのだろうか。
そちらの方が、左党(左翼に非ず)の私には大いに気になるところだが。
ちなみに、ギネス愛飲しています。恵比寿も好きです。
が、尿酸値は結構高い方です(涙

うわ、ぜんぜん

さぼりまくりです。
昔から日記は苦手だったんだよなあ。
小学校の夏休みの宿題の日記も(以下r

さて、最近はネタはあったのですが、色々多忙だったので。
ネタとしては、
・中国ホルムアルデヒドビール
アスベスト
尾瀬モウセンゴケ

てなところか。
あと、個人的なところでは
・庭仕事

手首が痛い

いやー、先週火曜から左手手首が痛くって。
ブラーンと伸ばしてるときはいいんだけど、ボタンの掛け外しやトイレでチャック降ろしたり、ナニを取りだそうとするときに結構痛かった。
要するに手首をある方向に曲げて、さらに力をかけた時に痛い。
思い当たることはないし(月曜に酒飲んで記憶が一部飛んでるというのはあるが)。

木曜になっても痛みがあまり引かない。ので、うまく仕事の調整つけて金曜日午後半日年休もらって病院行きました(整形外科)。

先生に手首つかんでいろいろ押されて、結局炎症が起こっているために痛いので、レントゲン撮って調べましょうということに。
撮影後、少ししてから診察室に呼ばれました。

「これまで手首が痛くなったことはありませんか?」いや、少しくらいはありますけど、今回みたいに強くて長いのは・・・
「原因がはっきり解りました」とのこと。
写真を前に丁寧に説明されました。いやー、納得。
何でも、手首でなく、上腕部のほうに問題があり、尺骨が橈骨に比べ長いというか、突き上げているというか、
http://www.tahara-seikei.com/756c.jpg
それで、三角線維軟骨複合体が圧迫されやすくなっており、今回は何が悪かったのか分かりませんがそこに炎症が起こっているために痛みがでるのだとか。
手を酷使しなければならない仕事やスポーツをしていないので、とりあえず痛いときは対症療法で痛みを取って、1週間近く好転がない場合があれば、サポーター等を考えましょうとのこと。

家に帰ってネットでチェックすると、いろいろ報告されていて、根本的な治療http://www.tahara-seikei.com/756j.jpgはあるけど、やりたくないなあ。

まあ、金曜日病院に行く段階でほとんど痛みはなくなっており、とりあえず薬はある程度たくさんでているので、一安心と。
まあ、ずっとつきあっていきますわ。

しかし、尺骨が橈骨に比べ長い原因は何なんだろう?
やっぱり、環境ホルモン?爆)

いやはや

忙しいのと、元来怠け者なのでいきなり途切れました。
さて、ネタでも。


シックハウス症候群に関しては否定はしませんが、起こっている原因について
いくつか不審な点を。
(ただし、化学物質過敏症についてはかなり否定的ですが)


ホルムアルデヒドについては、接着剤や合板由来で「あった」のですが、
アセトアルデヒドに関しては、意外にムクの材による放散が多いという報告があります。
「あった」と書いたのは、現在は放散量がランク付けされており、きちんと管理可能
であるためで、放散量の少ない材を用い、24時間換気をきちんと行えば低濃度に保つ
ことは十分可能でしょう。
しかしながら、ムク材から放出されるアセトアルデヒドについては、どういう機構で
放出されているのか、まだ確実なことは言えないようです。
おそらく、木材中に含まれる種々の成分(精油、糖類、アルコール類、有機酸類等)が
酵素等により酸化/還元されて生成されているのだとは思いますが。


松田らによる在来木造軸組住宅など4棟におけるアルデヒド類の気中濃度経時変化の
測定結果によると、

  • 梁、柱、床材、造り付け家具まで可能な限りスギのムク材を用いた木造在来軸組住宅で

アセトアルデヒドの気中濃度が竣工後2ヶ月目に0.15ppm(厚生労働省室内濃度指針値
(0.03ppm)の5倍)に達し、その後急速に低下したこと

  • 24時間機械換気の高断熱高気密仕様の木造在来軸組住宅で、アセトアルデヒドの気中濃度

が竣工後6ヶ月目に0.05ppmに達し、その後低下したこと が明らかにされています。
(松田俊一ら:戸建て住宅のHCHO, VOC気中濃度の経時変化,第52回日本木材学会大会
研究発表要旨集,169(2002))


今後の検討を待たないと何とも言えませんが、少なくともアセトアルデヒドについては、

  • ムク材を用いたからといって安心はできないこと
  • 機械換気はちゃんと設置し稼働させておいたほうがよいこと

が言えると思います。
あとは、持ち込む家具についても注意が必要でしょう。